#01.PCBscopeその1

モータ始動時の電圧を見たかったので買ってみました。


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-11841/

いわゆるLCDオシロスコープキットのUSBオシロ版という製品です。
一応キットといっていますがヘッダを付けるだけなのでセミキットといったところです。

2400円でソフトまでついてくるので適当なプローブを買い足しても5000円以内でUSBオシロスコープが手に入ります。

安くて便利ですが基板むき出しはちょっとアレなので簡単に箱に詰めてみました。

位置を決めていきます。
後々電源部や絶縁基板を追加するので、ちょっとセンターからずらして配置します。



穴位置をマークして…

穴開けはボール盤で済ませたのでバリ取りです。
一回り大きいドリル刃でさらいます。
スペーサーとネジで固定します。
結構適当なので穴径は余裕を持たせています。

次にフロントパネルの穴開けです。
下穴を開けて目的の径に一番近いドリル刃で穴を開けます。
丁度いい穴はそのままで、微妙に足りないところはリーマーで合わせます。

こんな感じに取り付けます。
左から1CH、2CH、外部トリガ、1CH+、2CH+、GNDです。

本来ならBNCというかインピーダンスが定義されたコネクタであるべきですが、
そもそも「とりあえず」なオシロなので利便性重視でバナナをパラで出してみました。

右から二つ目のバナナの上の穴は増設予定の端子のための穴です。
そのうちDINコネクタか何かでロジアナも使えるようにします。

インジケータのLEDも取り付けます。
現状未結線です。(電源かUSBのどちらかからとる…つもり)

…ネジ穴に思いっ切り被ってるので反対側のピンを切断しました。

USBケーブルを配線したところです。
今回はUSBコネクタは使わずにDINコネクタを使用しています。
適当なUSBケーブルをぶった切ってはんだ付けします。

余った反対側にDINプラグを付けて専用ケーブルとします。


こんな感じに配線していきます。
各入力線をGNDの配線で巻き付けてまとめます。

上蓋を取り付けて完成です。
積むとそれっぽくなって非常によいです。

使ってみた感想はまた後日にUPします。
個人的にはすぐに不足を感じました…(立ち上がりのヒゲは見れるけど…ね)

とはいえちょっと波形を見たり、電動ガンのサイクルを測ったりと重宝しそうです。
秋月にUSBアイソレーターが入ったのでタイミングで絶縁したいと思います。

それでは、また。







コメント

  1. 参考にさせていただいております。

    次の点,もしご存知でしたら教えてください。

    Q1:「Display」の「REF1」「REF2」は,どのように使うのでしょう?
    Q2:「Horizontal」の「1/10」は,どのように使うのでしょうか?
    Q3:どうやら,「Horizontal」で,レンジを変える度に,0V位置は調節し直さないといけないようですね?この認識は合っていますか?
     つまり,入力プローブを解放にしても,0Vにはならず,0Vにするには短絡しないといけない?
    2)DC10Vなどを入力した場合,それを画面に表示するには,Dataloger Modeでないとみられないようですが,この認識は合っていますか?

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