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#43.Ram's Headビッグマフのパクリ基板作った。

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 ある日 黄色いクソアプリ ヤフオクを見ていたらリイシュー(でいいのか?)のラムズヘッドが8000円で落とせそうだったので入札したらそのまま落とせました。 早速触ってみると現行デカ筐体とは別物で「めっちゃいいじゃん」と思った翌日には実機のこと調べ始めて、気が付いたら基板の写経始めて完成させてしまいました。 PCBGOGOに発注して一週間程度で到着。 結構雰囲気出てませんかね?そんなでもないか… それはそれとして印字ミス(1か所だけ全角になってて文字化けした)と何故か10枚で発注したところ15枚届くというトラブルに見舞われました。現代で言えば製造工程端折りまくりだったのでサービス…ってコト? まぁこんなにあっても仕方ないのでノリでBOOTHに出してみます。 https://zimaoji.booth.pm/items/3102075 部品表とパーツリストは最低限つけてます。 それではまた。

#42.最初に買うエアガンって何がいい?って話

  いつまでこの話題してんだって話ですが、聞かれる度に回答を考えてブレるのも良くないので書くことにしました。  先に結論を言うと「ちょっと重くていいなら次世代M4」「重いのがどうしても嫌ならHCのM4かAK」です。  昔話の時に書きましたが2006年の法規制でパワーの上限が決まり、以後今日までそれは続いています。ここで決まった1JというBB弾に与えられるエネルギーの上限を想定して設計されたモデルが次世代以降の電動ガンということになります。フレームからメカボックス、チャンバーまですべてが新規設計(G36kは微妙だが…)で現在でも箱出しで飛距離、命中精度の2点で新規設計の優位を保っています。  またHC(ハイサイクル)シリーズも2006年以後に登場したシリーズで、スタンダード(次世代以前)の定番機種をハイサイクル化、外装をサバゲー向きに短めかつオリジナルデザインに改めたものです。次世代の登場で性能面で陳腐化したSTD(スタンダード)のテコ入れと有料サバゲフィールドの普及に対応したモデルです。こちらは根本的な設計変更はなく、ハイサイクル用の駆動系(モーターからギア)と吸排気系(ピストンからノズル)を搭載することでレスポンスとサイクルを向上させています。チャンバー(HOP)から先と本体の基本設計は従来のSTDと同じで、STD比較でレスポンス(サイクル)で勝るカスタムモデルとなっています。  まとめると「飛距離と精度重視の次世代」と「実用範囲の精度、飛距離でレスポンスの良いHC」ということになります。  パワーが頭打ちとなっているため「狙い撃ち」か「撃ち合い」に振り切った次世代かHCが良い。というわけです。  そして、ここまでマルイ一択でメーカー指定しているのは保守性の問題です。今ではG&Gを筆頭にショップの保護が手厚い海外ブランドが増えましたが、メーカー直接の保証を確実に受けれるのはマルイだけでしょう。  さて、ここまでで「どれがいいの?」って話は終わりですが「純正でFCUが入ってるG&Gに勝てないだろ」とか「女性向きに軽量なコンパクト電動ガン、電動ハンドガンがあるだろ」「ハンドガナーに夢はないのか」などの反論があると思います。  それらについて個別の反論と、それでも「ココを割り切って使う分には良いよ」という話をして終わりにしたいと思います。 ・FCU搭載の

#41.閃光のハサウェイをガノタ以外にも見てほしい

 先日、滅多に行かない映画館に行って見てきました。 期待を裏切られました。もちろん良い意味で。 アニメを見に行ったと思ったら実写映画だったというか、実写映画が元々あってそれをアニメーションにしたような感覚でした。作中に子供が出てこないこと(ヒロインのギギの19歳が最年少)やキャラデザが全体的に頭身高めで顔細目であることも要因でしょう。加えて最も大きい要因は光の当て方(撮影)にあると思います。中盤の戦闘シーンが顕著ですが、その前のハサウェイが散歩から戻ってきて明りの無いホテルの一室で夕食を取り仮眠を取るまでのシーンは映画のワンシーン(これも映画なんだが)のようです。 作品全体の雰囲気がいい意味でガンダムっぽくなく、単体の、ひとつの作品「閃光のハサウェイ」として見ごたえのある物でした。わざわざタイトルのアタマに「機動戦士ガンダム」なんて付けなくてもいいじゃん、っていう。 また閃光のハサウェイ自体がハサウェイ一人の物語として完結しているので、直接の前日談となる逆襲のシャア(  Char's CounterAttackでCCA )はともかくとしてファースト、Z、ZZ、UC、NTは見なくていいので(※)新規の人も見れる内容だと思います。 ※ファーストはアムロとシャアの確執の根源、ZではCCAでのシャアの動機、ZZとUC、NTは完全に関係ない話です。基本的にCCAだけ見ておけば閃光のハサウェイのシナリオは理解できます。 そんなわけで「今作はハードル高くないよ!」ということを声を大にして言いたくなったので「今作単体で見て全然OK」って言える理由を挙げていきたいと思います。 登場人物、メカが少ない 先に記したとおりガンダムって話が長いので人物もメカも沢山出てきて覚えないといけない…ということは全くないのですが、作品に触れるに当たって知らないものが多いというのは参入障壁であると言わざるを得ません。 ですが今作に限った話では主要キャラは4人(ハサウェイ、ケネス、ギギ、レーン)、メカは4機( Ξ、ペーネロペー、メッサー、カールグスタフ )だけなので苦労がない。 それこそ最近のガンダム(seedとか00)なら1話で4機ガンダムが出てくるので、それだけでも今作のコンパクトさが分かると思う。 今作からでもストーリーが分かる これも前述の通りだが加えて申し上げるなら、一人の青年「ハサウェ

#40.VibramFiveFingers V-TRAIL 2.0 を半年くらい使ってみた感想

 トレイルランをやっていたり毎日ランニングしてる人は割と知っていると思いますが、所謂「ベアフットシューズ」というジャンルの一番尖がった靴です。 見てのとおり指先が5本に分岐していてソールもかなり薄い(といってもV-TRAILはベアフットの中では厚底)であることが特徴です。 使っていたサロモンのXA-PRO GoreTEXいい加減ボロい(2016年購入)ので買い替えをするにあたり候補として以前から日ごろのトレーニング用に欲しかったので買ってみました。 外観 見てのとおり5本指です。街中どころかフィールドでも二度見される程度に特徴的です。 ソールは安心と信頼のビブラム、実はメレルもMOABシリーズにも使用されています。 靴ひもは最近では珍しくもなくなったクイックレースになっています。 はき方 実店舗での購入であれば試着時に店員さんが教えてくれますが紹介しておきます。 まず踵をつぶします。えっ…と思うかもしれませんがこうしないとはけない構造なので遠慮なく潰します。 そのまま足を前に入れていき、指を先端まで入れます。初めのうちは上手く入らないと思いますが頑張って入れて下さい。日ごろから指先を開いて閉じる練習はしておいた方がいいかもしれません。 足が入ったら踵をトントンしてクイックレースを絞って完了です。 馴らし はき始めから暫く(半月程度)はウォーキングや軽めのランニングを行って下さい。急にサバゲやしっかり目の運動をすると確実にふくらはぎと土踏まずが破壊されます。 特に素足で行う競技(そんなもん武道かレスリングしかねぇ)の経験が無い人は要注意です。 サバゲで使った感想 開幕ダッシュで圧倒的に早く走れます。というのも足が完全に接地する直前に路面の情報が足の裏から伝わってくるので足元を見ずに走れるからです。小石や枝があれば踏み抜く直前に足の位置をずらせます。斜面の登坂も滑らず快適で細かい起伏を指で掴んで立っていられるのでかなり安定感があります。人口オブジェクトのスロープにある滑り止めの角材を指で掴んで立つこともできるので通常では有り得ない射線をキープすることもできます。 総評 もうこいつだけでいいんんじゃね?ってくらいいいです。なんなら開幕ダッシュでヒット量産に繋がってしまい対面が苦手になったくらいです。あと、副次効果で足音も減るので射線切って相手に接近する時も便利でした。 使

#39.ジャンクのYAMAHA SPX90を直す

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 ある日ハードオフに行ったらジャンク品でヤマハのSPX90が安く出ていたので保護しました。 「どーせバックアップ用電池が死んでるかLCD(液晶)がお亡くなりになってるだけやろ」と軽率に連れ帰ったら真面目にジャンクな感じで、電源を入れてもLCDはおろか7セグLEDすら点灯しないという具合で直すのを一度諦めてしまいました。 暫くしてRolandのSDE-2000(世界初の普及帯価格デジタルディレイ)のジャンク品が手に入りウキウキで「直すぞ~」と思っていたら店員の確認ミスなのか普通に動いてしまい不完全燃焼に… 「SPX90あるやん」 と再度直す機運が高まったので直してみました。90年代な両機ですからやっぱ並べたいし! とりあえず真面目に各部の電圧を確認してみると… ・アナログ系の±15Vはオフセットが酷いものの生きている ・デジタル系の5Vは0.4V程度と死 ・バイパス音は出る という感じでメインMCUか周辺のロジックICがショートモードで死ぬという最悪な壊れ方に思われた。でもちょっと待て、電源のオフセットが酷いということは電源周辺の電解コンデンサが死んでるのでは?と思いAC-DC基板の方をチェックすることに。 「熱っ!!」 5V出力部の電解コンデンサの一つが爆熱になっていた。 そんな壊れ方するんかと思いつつデジタル電源の死亡という線で再度動作チェック。 外部から5Vを供給すると… 7セグとLCDが点灯、よかったコアな部分は生きてた。 というわけで電源部の問題であることがハッキリしたので電解コンデンサを全部取り換えました。 鉛入りのはんだだったようでサクサク吸い取って取り外しました。 外したものをLCRメーターで測ってみると5V出力の電解コンデンサは測定不能、やはりこいつが主犯のようです。他の電解コンデンサも概ね1割程度容量が少なかったので要交換でした。 蓋を閉じて再度動作確認… OKですね。 いやー意外な故障パターンでしたが直せてよかったです。原因としては基板裏の絶縁板が変形していることから放熱が追い付かずコンデンサの寿命がゴリゴリ削られたってところでしょう。 やっぱりラック機器は放熱考えて組付けないといかんですね。特に放熱用にファンを備えていない機種を爆熱機(パワーアンプとか)の上に密着して置いたりとかは止めた方がいいってことなんでしょう。 ともかくこれでTRYAXI

#38.サバゲのコツその2「ゆっくり動いてみよう」

このシリーズ辞めようかと思ってました。  最近、チーム内で「どう動いたらいいか分からない」「前に出てみても何をしたらいいか分からない」という質問が出てきた。 私としては「(私のGoPro)動画見た通りに射線切って近づいて索敵して、撃てそうなら撃てばいい」という感想なのだが、こういった疑問が出てくるってことは単に「射線を切る」「開幕ダッシュする」というアドバイスは初心者にとっては(経験者のプレーの)表面的な部分だけをフィーチャーしていて意味がないのかな…と思った。 初心者からすると言われたとおり開幕ダッシュしてバリケに張り付いて、運が良ければ1ヒットくらいは取れることもあるが、たどり着いた最前線のバリケに張り付いたままになってしまう。その横で経験者っぽい(装備も纏まった風の)人がスイスイと次のバリケに進んで行くが自分は前に出ていいのかも分からない、なんなら張り付いたバリケから恐る恐る顔を出して索敵するのに精一杯だ。 みんなそんな時期があるし、ここで立ち止まってしまい「自分はサバゲ上手くないなぁ」と思いながらそれでも生き残って前に出れたり、ヒット取ったり、フラッグが取れたりで何となく楽しいから続けてる人が大半なんじゃないかと思う。 ここから先に進むとなると先程挙げた「射線を切る」というテクニックを使ってバリケ間をある程度自由に動けて、可能な限り撃ち合いを避けて(自分が一方的に撃てる状況を作って)ヒットを取れるようになる必要がある。 でも一言に「射線を切る」といっても分からないし。経験者がバリケを縫って接近する様を動画で見せても「そりゃそうなんだけどさ…」ってなると思うし、実際youtuberの動画を見ながら同じように思ってる人は多いんじゃないかと思う。 そんなことを考えながら先日サバゲに行ったときに初心者の動きを見ていてちょっとした発見があったというのが今回の主題だ。 というのもなんか動きがバタバタしてる…これはその人特有のセンス的な部分の話かと思っていたが、どうにも他の初心者と見受けられる(レンタルだったりレプリカ多かったりな)人を見たり思い返してみると全員がそうとまでは言わないが結構な割合でバタバタというか動作が多きい人が多いことに気が付いた。 一番顕著なのはバリケ間の移動でバリケから飛び出て次のバリケまで全力ダッシュしてあわや衝突…というパターンだ。 いやまぁドラ

#37.明日エバー見に行く

 これは見に行くに当たって事前の推測がどこまで当たっていたかを確認するための考察です。そんなにガッツリ既存の考察を見てはいないので悪しからず。 「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」 この文字を生きてるうちに見れるとは思いませんでした。 厳密には新劇場版でも結局完結しないと思ってましたし、コンテンツとしての「終点」を示唆することがあるとも思っていなかったです。旧劇場版で終わらず、メディアミックスの弊害ではないですがコミック版の存在があったのでコンテンツとして「ここでおしまい!」っていう線引きができずにいたわけですから。 ともあれ先にシン・エヴァンゲリオンを見てきた友人らは形はどうあれ「終わった」と言っているので一応の完結となったようです。そこで「今作にてエヴァンゲリオンというコンテンツは一つの『終点』にたどり着いた」という前提で事前予想をしてみようと思います。 先に注意書きをしておきますが私はそこまでこの作品に思い入れはない方なので、キャラクターの心理描写や細かい設定(特に使徒や槍に関する部分)にはほぼ興味がありません。言ってしまえば傍観者ともいえる視点で見ています。これを不快に思うようであれば読まないことをお勧めします。 その他に下記の条件にて進めます。 ・履修済みはTV版、旧劇場版、新劇場版のみ ・TV版、旧劇場版はうろ覚え ・コミック版は未履修(最終巻のマキの件は知ってる) ・聖書に関わる内容の予習はしていない ・よって基本的にメタ的考察を主とする ■「さらば、全てのエヴァンゲリオン」の文字通りの解釈■ 今回の考察は このキャッチコピーを作中の視点で文字通りに解釈するならば「何かしらの結果、作中に登場する汎用人型決戦兵器としてのエヴァが全て消失する」と考えられます。LCLの海に帰るのか天に召されるのかは分かりませんが、このような打ち出し方をした以上話の終わりに1機たりともエヴァは残らないと思われます。(というか少なくとも初号機が残ってるとユイとゲンドウの話が未消化になっちゃうし…) もちろん物語の推察としてはココが重要ですし私自身明日劇場に足を運ぶのは楽しみなんですが、幾らココを考えてもコンテンツそのものの終結に辿りつけない(その考察の一つの根拠にはなり得るが…)ので別の視点で考えます。 ■「全てのエヴァンゲリオン」拡大解釈■ 先に示した作中の「エヴァ全機」では