#17.サバゲのコツその1「幻想は捨てよう」

サバゲのコツというか戦術論というかテクニック的な話です。
ぶっちゃけると身内でサバゲ初心者が増えた時用のネタです。

今回はサバゲのウソというか幻想の部分ですね。
ロマンありきの趣味なので、それを否定するつもりはありません。
ですがある程度リアルに捉えておくことはヒットが取れてゲームを楽しむことにつながると思います。

そんなわけで今回は「実際はこう」「実は意味がない」といった内容について取り扱います。

■有効射程と威力■
早速無慈悲な話になりますが、
エアガン(エアソフトガン)の威力は法律で上限が定められています。

つまり「パワーの上限は皆同じ」です。

銃身(バレル)が長かろうが、(実銃での)口径が大きかろうが、
ボルトアクションだろうがショットガンだろうが実用上の飛距離は同じです。

サバゲの主な交戦距離(30~40m)での飛距離は弾速に関係なく保てます。

ボルトアクションでスナイパーってのはロマンですが、
適度にヒット取ってサバゲを楽しむことを考えると有利な要素はほぼありません。


■ポジションの話■
前項の続きになりますが、
「飛距離が同じ」ですので「前衛と後衛」という概念は実質的に成り立ちません。

厳密に言えば「積極的に接敵して最新の情報の提供と撃ち合い」をする人と、
「広い視野を保ちながら広範囲の情報を提供しつつ撃てる敵を撃つ」人に分かれます。

ですが基本的にこの境界はあいまいで全員が前線に立つ形になります。
飛距離が同じということもありますがサバゲのフィールドはFPS同様にクローズドなMAPなので、遭遇戦や斥候という概念が成り立たず接敵が明らかな状態からのゲームスタートになるからです。

なので「全員で前線を形成すること」がポジショニングと同義になります。

戦争映画で言えば「ドンパチ始まる一秒前」から始めるのがサバゲです。


…とはいえこれは特徴のない銃をフラットな設定にした場合の話であって、
極端に消音性や発射レートを高めた銃はその限りではありません、

ロマンプレイはある程度慣れてきてから課金武器を手にして、
そこで初めて成り立つものだと思ってください。


とまぁ夢ぶっ壊す話でしたが心配しないでください。
サバゲは必ずいい意味で期待を裏切ってくれます。

次回からテクニック的な話になると思います。

それではまた。

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